洗浄剤編
水系と準水系洗浄剤の違いは?
準水系は水分量が低下すると引火点が生じる為、水系よりも管理が重要になりますが、防爆仕様は必要でないケースが多いので、非水系よりは使用しやすいです。
脱脂性能は水系よりも準水系の方が高いので、水系よりも脱脂したい場合は、使用されるケースが多いです。
ただ、準水系はリンス工程が必要になるので、リンス工程に対応可能な洗浄機の選定が必要になり、水系は洗浄後そのまま乾燥させることが多いので、洗浄機としては安価になります。
洗浄剤価格も準水系は高めで、水系は安いのが特徴です。
水系の洗浄剤で効果が十分な場合は、水系を選択し、非水系などの溶剤系は使いたくないが、脱脂性を高めたいなどの理由があれば、準水系を選択されるのがベストだと思います。