Q&A集

洗浄機編

洗浄機を省エネする方法は?

いくつか方法があります。

(1).製品の回転方式を変える。
モーター式で製品を回転させている場合、電力を消費します。エアーや水流で回転させている場合は余分な電力費がかからないので省エネになります。欠点は回転を制御できない点です。

(2).タンクへ断熱材を巻く。
洗浄液を温めている為、タンク付近から熱気が出ますので、工場全体の空調費を抑えるためにもタンクへ断熱材を巻くことをお勧めします。

(3).エアブローからブロアーに変える。
水系洗浄剤の場合はできないケースが多いですが、非水系洗浄剤は乾燥性が良いので、ブロワーのみでも乾燥する場合が多いです。ブロワーはコンプレッサーを使用しない為、省エネになります。

(4).エアブローをパルスにする。
乾燥度を落とすことができず、エアブローを使用しなければならない場合、パルスブローにすることにより、乾燥度を落とさずに(UPする場合もあり)省エネ可能です。パルスブロー装置を増設するだけで使えます。

(5).こまめにタンク掃除する。
タンク掃除を長い間放置しておくと、洗浄液を入れ替えたとしても底のスラッジで洗浄液が汚れやすくなります。そうなると洗浄液の入れ替え頻度も多くなるので、液廃棄コストがかかります。

(6).油水分離機を増設する。
洗浄液の持ちがかなり変わってきます。切削液等の油が洗浄液に混ざってくるとドロドロになってきます。その場合、追い足しでは意味がなく、液入れ替えする必要があり、液の廃棄コストがかかります。

(7).スラッジ回収装置を増設する。
洗浄液の持ちがかなり変わってきます。底に溜まったスラッジにより洗浄液が汚れやすくなります。
その場合、追い足しでは意味がなく、液入れ替えする必要があり、液の廃棄コストがかかります。

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